離婚する場合、慰謝料はしっかり取りたいものです。
なので、感情的にならないように気を付けましょう。
1.冷静さを保つ
不倫された怒りや悲しみから、自分を見失い感情的になってしまうのもわかりますが、慰謝料の請求交渉の場だけは冷静になる必要があります。冷静に話し合いができない相手と判断されれば、離婚したがる相手の理由に納得するかもしれません。とにかく冷静になっている状態で交渉に臨むことが一番です。
2.相手の弱みを把握する
弱みにつけ込むのではなく、弱みを把握して交渉に望みましょう。不倫が会社にはバレたくないという弱みがあれば、交渉の際に会社にバレる可能性がある事を仄めかします。
3.相手の懸念点を知る
相手がこちらの要求を聞いてくれない時は、相手がどこで躓づいているのかをしっかりと把握したうえで話を進めましょう。金額はいくらでもいいから反省している態度が見たいのか、反省しなくてもいいから、もらえるものをきっちりもらいたいのか、相手の出方を伺いつつ、自分の中の基準はブレないようにしましょう。
4.自白を誘導する
こちらが不貞行為を立証する証拠を持っている時でも、どんな証拠があるのか、開示してしまうのは避けましょう。慰謝料の額を決定するのは不貞行為の程度なので、交渉の初期段階では不貞行為の事実を知っているだけで大丈夫です。出来るだけ多くの証拠を積み上げることで慰謝料を増額していくことが可能になります。